離歌3

  为了桥,彭老人真的开始找人了。三爷知道他都找了些谁——他找的每个人,最终都会到三爷这里,隔着白白的河水,有的扯弄青草,有的头上戴顶帽子,有的夹个皮革包。都是在东坝主事的人物。

 橋の件で老人は本当に人探しを始めた。三爺は老人が何人かに依頼したのを知った——老人が頼んだ者たちは結果的には三爺の処へ、橋のない河の向こう迄くることは来た。有る者は青草を弄びながら、有る者は帽子を被って、有る者は革鞄を抱えて。皆、東堰の顔役であった。
 
  “三爷,这桥,你看看……”扯青草的手指绿了,却把青草含在嘴里,多美味似的。
  帽子是旅行帽,上面一圈小红字“×台县旅×团”。
  皮革包里放着个茶杯,鼓囊着。
  他们总一边说,一边那样地看着三爷、用那样的语气。“三爷,你看……”
  “由它去由它去。不是也有船么……”三爷懂事,急忙拦下。
  “那也行,就照三爷您的话办……对不住了哈,其实树料有的是,可咱东坝没有造桥的人才,好不容易在邻村寻访到个,人家却百般不肯,说是晦气……”他们慢吞吞地侧着身子走了,眼睛躲开,不看三爷。
 三爷倒觉得难为人家了。

 「三爺、この橋,どうしたものかなぁ……」青草を千切っていた指は緑に染まり、旨い物のように草を口に含みさえしていた。
 帽子とは旅行に行った時の物で、“×県旅行団”の赤い文字が上側にぐるっと付いていた。
 革鞄の中は茶碗が入っていて膨れ上がっていた。
 彼らはみな、喋りながら意味ありげに三爺を見ながら、意味ありげな口調で話した。「三爺、あのなあ……」
 「ほっとけ、ほっとけ。船がないわけじゃなし……」三爺は飲み込んで慌てて遮った。
 「なら、やはりそうして貰おうか、三爺がそう言うなら……済まないな。実際、木材は賄えるが、この東墳には橋を作れる者がおらん。近くの村でやっと探したんだが、あれこれ言って承知しない、縁起でもないと言ってな……」彼らはぎこちなく向きを変え行ってしまう。目を逸らし、三爷を見ようとしないで。彼は却って皆を気の毒に思った。

  其实,真没什么。桥塌了后,他已划着小黑船出去过两趟。桨动船行,一船的纸车纸人儿,花花绿绿地倒映在水里,那样碎着、散着,直晃荡着。他一边划船一边瞧那水,竟感到某种异样,好像下面的水会一直通向无边的深处……就这么划着,也不坏。

 実際、本当に何でもなかった。橋が壊れた後、彼は黒い小舟で二往復していた。漕いで船が進むと、積み込んだ紙車や紙人は色とりどりに水面に映って、砕けて散り、ゆらゆと揺れた。漕ぎながら水面を眺めていると、一種異様な感覚におそわれる。まるで水の底がずんずんと無限に深い処へ通じているような……この様に漕ぐのも、また悪くはない。
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# by dangao41 | 2011-08-15 12:31 | 魯敏・離歌  | Comments(0)

離歌4

  过了几天,彭老人又来了。仍是小木凳、水烟壶。太阳蛮好的正午。
  “你这小老弟,怎么能说不要呢……害得我白费劲。”他埋怨地看着三爷。“这桥又不是你一人的,说不要就不要。”
  三爷连忙认错儿,得给老人台阶下呀。“全是我的错儿。这么的,哪天我请你喝两口儿。赔罪。”
  “他们不弄,我弄。”彭老人垂着眼皮给烟壶装烟,一点不像玩笑。“你难道忘了,我年轻时也学过两天木工活儿。”
  七十三岁的老人家,真动了犟心思也难办。“哈哈。”三爷空笑两声,埋头扎纸人,不敢应答。

 数日後、小さな腰かけと水煙管を携えて老人はまたやって来た。太陽が照りつける正午であった。
 「お前はまた何でいらないなどと言ったのか……俺の骨折りを無駄にしたぞ。」
老人は恨みがましく三爺を見た。「この橋はお前一人の物ではないのに、要らないと簡単に言うな。」
 三爷はすぐさま誤りを認めて、老人の顔を立てた。「全くだ、悪かった。そうだな、いつか酒を奢らせてもらうよ、埋め合わせにな。」
 「あいつらがやらないなら、俺がやる。」彭老人は目を煙草壺に向け葉を詰めながら言ったが、全くの本気だった。「俺が若い頃、大工の弟子を二日やったのを忘れてやしまい?」
 七十三歳の老人の頑強な決心は厄介でもある。「ははは。」と三爷は空笑いをし、仕事を続けて返答を避けた。

  这次手里的活儿,难。昨天新死的是个年轻孩子,头一次跟叔叔出门到县城办买卖,谁承想遭了车祸,瞧瞧,都还没娶亲呢,都还没见过世面呢……那做娘的,整个晚上都在跟三爷抽抽咽咽,想到什么便说什么:给他扎个三层洋房子吧,装潢好的,扎个最贵的小汽车吧,扎个带大浴缸的卫生间吧……还能不能再扎个纸媳妇呢,像电视里一样漂亮的……
  彭老人见三爷撅嘴费着心思呢,便不说话,也不走,就在河对面儿一直坐着,眼睛直在水上望来望去。

 今回の仕事は、しかしやりにくかった。昨日死んだのは若い子で、初めて叔父と一緒に街へ商いに行ったのだ。輪禍に会うとは誰が予想したであろう。さてさて、まだ嫁取りもしていないのに、世の中も知ってはいないのに・・・その子の母親は一晩中ずっと嗚咽しながら三爺と一緒に作る物を考えた。三階建ての洋館を作ってやろう、綺麗にしつらえよう、とても高価な自動車もだ、大きな浴槽のある洗面室と・・・そしてテレビで見るような綺麗な紙の嫁さんを作る事が出来るだろうか・・・
  彭老人は三爷が唇をとがらせて思いを巡らせているのを見ると、話し掛けはしなかったが、立ち去りもしなかった。川向こうにじっと座って目を水の面に向け眺めていた。
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# by dangao41 | 2011-08-15 11:35 | 魯敏・離歌  | Comments(0)

離歌5

  第二天,还没起呢,三爷就听到外面有声响。
  出门一看,不得了了,河对岸真一顺溜躺着十来棵树料呢,太阳正爬上来,橙红色的,甜美地照着,那有粗有细的树们像洒了层金粉。
  彭老人坐在一边的木凳上歇着抽水烟,见三爷愣着,忙摇手解释。“不是我自己弄来的,着了几个上学的大孩子,干了整一个钟头……”
  “……”三爷还是说不出话。
  “总之,你就瞧着好吧,这桥,我会慢慢儿地做起来……”
  三爷抬眼量量这河,虽不算宽,总也有五六丈吧。他不明白,这老人怎么就把弄桥的事当真了?
  “你不信?就知道你不信!”彭老人蛮得意似的。
  “唉哟……老哥,你这样,不是要折煞我?这桥,可不是一日两日的工夫……”

 翌日、まだ寝ている時に外で声がする。
 出て見れば、なんと云う事、向こう岸にずらりと10本の木材が揃えてあるではないか。ちょうど日が昇りはじめ、オレンジ色の心地よい光で照らされた太さも様々な木材は、さながら金の粉を振りかけた様であった。
 老人は傍らの腰かけで水煙管を吸い休んでいた。三爺の驚いたさまを見ると、慌てて手を振り説明した。「俺が自分やったんじゃない、若い子たちに運ばせた、まるまる一時間かかったが・・・」
 「・・・」三爺は言葉も出なかった。
 「とにかく、見ていてくれ。この橋な、俺がゆっくりと作るから・・・」
 三爺は目で河を測った、幅広いとは言えないとしても、5,6尺はあるだろう。老人がなぜこの橋作りを本気にしているのか、三爺には分からなかった。
 「信じてないな?分かってるぞ!」老人は得意そうに言った。」
 「いや・・・あにさん、そこまでして貰っては悪いよ。この橋は一日二日じゃ終わらない・・・」

  老人不答,只抖擞着提一提肩,拿出套木匠家伙,当真下手了。
  他随便挑了棵树,地上左右清理一番,竟开起料来,细细的钢锯在老树干上慢慢地拉,新鲜的木屑扬到草地上。
  三爷急得身上冒汗,但不知怎么办,偏偏今天约好给那新死的孩子送纸人纸马……他只好撂下老人,从屋里把昨天扎好的汽车、洋房、卫生间、漂亮媳妇什么的一样样往小黑船上放。
  ——彭老人倒停下来,看得十分认真。三爷划着船到河中央,水里显现出破碎着的黄红蓝绿……老人突然干巴巴地叹了一句:好看。

 老人は答えず、さてと肩を回すと大工道具を取りだして実際に始め出した。
 続いて材木を選び、周りを片づけると、本当に木を切り始める。注意深く鋸を木に当てゆっくりと引いた。きれいな木屑が草地に落ちる。
 三爺は気が急いて汗が吹き出るがどうしていいか分からない。あいにくと今日はあの死んだ若者の副葬品を届けると約束してある・・・彼は老人をそのままにし、家から昨日整えた自動車、洋間、洗面室、綺麗な花嫁などの一揃いを持ち出して、黒い小舟に積んだ。
 ---すると老人は手を休めて興味深々に見詰める。漕いだ船が河の中程に達すると、水面は砕かれた黄紅青緑の様々を映し出した・・・老人は思わずしわ枯れた声で、綺麗だ、とため息を漏らした。
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# by dangao41 | 2011-08-15 10:08 | 魯敏・離歌  | Comments(0)

離歌6

  就是从这天起,彭老人,每天都在小河岸上做活了。他性子慢,手艺也生疏,或者也是为着省力气,好几天下来,才忙了一根料,到下半端----太粗了,得两个人锯,三爷急着欲划船去帮忙,他却得意地一摆手:不开了,留着这个大枝丫,正好做桥墩。
  彭老人这样一弄,动静自然是大了。有事没事的,总有人过来看热闹。

 その日から、老人は毎日小さな河の岸辺で仕事をした。のんびりした性格で腕も鈍っていたし、或いは力を出し惜しみしたのか、数日経ってもまだ一本の木材に取り組んでいた。根元の方となると----とても太く、鋸を当てるには二人要るだろう。三爺は急いで船を漕ぎ手伝いに行こうとしたが、老人は得意げに手を振って断わった。「切り落とさない、この二股の大枝は残しておく。橋桁にちょうどいい。」
 老人はこのように仕事をし、話は自然と広まった。事があろうがなかろうが、いつも誰かが見にやって来た。
  
   妇女们捧着饭碗,孩子们一放学就先过来玩一阵。洗衣服的、淘米的、刷马桶的、给牛洗澡的,忙好了也不走,继续赖着。就连小狗小猫,也都晓得到这里来找主子了。
   男人们平常只是在地里苦,瞧到这造桥的活儿,反觉新鲜有趣,手便发痒,彭老人笑眯眯地拿出两把锯子——竟是早有准备的。学几下,男人们竟也上手了,力气直往外冒,你来我往地干得欢天喜地。
   这么着,还真的呢,众人拾柴火焰高,眼瞧着,那一排溜的树料就变成木板了,一片片儿整齐起来,码在树下,很有一种气象。

 女たちは茶碗を下げて、子供たちは学校が終わると直ぐに先ずやって来てひとしきり遊んだ。洗濯だ、米とぎだ、便器洗いだ、牛の水浴びだと、忙しいのに立ち去りもせず屯している。犬猫さえも知っていて飼い主を探しにやって来た。
 
 男たちは普段の畑仕事だけで疲れているのだが、この橋作りを見れば、却って目新しい興味を覚えむずむずした。老人はにこにこと二丁の鋸を差し出す---とっくに予測していたようだった。何度か試すと、男たちは事の他に上手であった。力いっぱい、代りばんこに大喜びで仕事した。
 このように、全くのところ人が多くなれば力も大きくなる、見る見るうちに、あの一揃いの木材は板になり、一枚一枚整えられ、木の根元に積み上げられた。たいそうな勢いであった。
 
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# by dangao41 | 2011-08-15 09:46 | 魯敏・離歌  | Comments(0)

離歌7

  没旁人的时候,彭老人就跟三爷聊天,他总有这样那样的问题,好像头一天晚上在家里想好了揣在怀里似的,隔那么会子掏出来一个。
  “……三爷,有这么回事儿吧,人走之前,要是三天三夜不吃东西,身子便不会发臭,可以停放很久……”
  “要说老人啊,到岁数走的,那最后几天,肯定是水米不进的。所以,打我手上侍弄的,真一个个再干净不过……”说了一半,三爷想起来,对面这老人家也是七十三了,记住说话要仔细些。
  “你替人守过夜,听说,那最后一个晚上,人是会动一动的,那就是魂脱了肉身,把他所有念想的角落都要去看一看、走一走……那他是挑几个地方重点走一走呢?还是来得及仔仔细细全都瞧上一遍?”
  “这个啊……也说不好,反正,家里人记住所有的门都不能关就是……”三爷含含糊糊地答了。
 丧仪里的门道多得很,总之,一切只当那新死者是个刚投胎的孩子,吃的穿的用的包括走的道儿,都要替他一样样备好……这方面的话题,平常总有老人拐弯抹角地找三爷谈,一边那样当真地盯着他的眼睛,好像他真是阴间跟阳间的一个信使,两边的事都应当一清二楚。
 
 人が傍にいなければ、老人は三爷と話しをした。老人はいつもあれこれと問いかけた。まるで一晩中家でよく考えて胸に仕舞い込んだものを、暫くして出してくるようなものであった。
 
「・・・三爷、こんな事があるだろうかな。人は逝く前に、3日3晩食べなければ、体は臭わない、たとえ棺を長いこと置いておいても・・・」
 
「年寄りが逝く時ならなぁ、最後の幾日かは確かに物を食べないな。だから、丁寧に、本当にこれ以上清められないくらいにするけれど・・・」話しの途中で彼は思い至った。この老人も七十三歳である、気を配って話さなければならない。

 「通夜をしていると、聞くところでは、その最後の晩に、人は動くことがあるのだってな、それはつまり魂が肉体を離れて、心を残した隅々の全てを訪れるのだと・・・それでは、人は幾つかの場所を選ぶのだろうか?それとも此れ迄の仔細を全部一度に見るのだろうか?」
 
「それも・・・なんとも言えないな。いずれにせよ、家族は家中の戸を閉めちゃいけないのを忘れずにな・・・」三爷はあいまいな返事をした。
 
葬儀には多くの決まった手順がある、概して、一切はその新仏の生まれ変わりの子供のためで、食べる物着る物使う物を持たせて送ってやる、その子の為に準備万端整える・・・、いつもは遠まわしに三爷に探りを入れる老人が、この話題となると打って変わり、しかと彼の目を見詰める。あたかも三爷があの世とこの世を結ぶ使徒で、両界の事情をはっきりと知っているはずだというように。

  可三爷真不乐意跟老人们谈这些,他不愿看他们那依然活生生的脸,依然热乎乎的身板子。
  那一看,似乎就能够想象到,到了彼时,他眼洞凹陷,牙齿外露,须发继续生长,一夜之间花白杂乱……
  彭老人瞧出三爷的不自在,便哈地一笑换了话题。“小老弟,我倒问你,为何偏不娶妻生子?”

 しかし三爷は老人達とこのような話をするのはとても嫌だった。彼らのまだ温かい体と、生き生きとした表情も見たくなかった。
 
見れば、その日が訪れた時の、眼球が落ち窪んで、歯を剥きだし、一晩で乱れて死後も伸びる白髪交じり彼らを想像してしまうのだ・・・
 
彭老人は三爷の困った様子を見ると、「ははは」と笑い話題を変えた。「ちょっと聞いてもいいか、なぜ嫁を貰わなかった?」
  
   三爷沉吟着,怎么跟他说呢——――唉,从年轻时跟师傅学扎纸人马开始,打他眼里看过的,什么样的没有。新媳妇头胎难产去了的,活蹦乱跳夏天嬉水给拖走了的,喝醉酒落下茅坑起不来的,过大寿吃鱼给卡死的,造新房掉石灰坑里给烫没了的……哀乐相连,喜极生悲,生死之间,像紧邻的隔壁人家,一伸脚就过去了……他是越看越惊,越看越凉,凉了又温,慢慢地回转过来、领悟过来:罢了,索性——不娶妻,无得便无失;不生子,无生便无死。一个人过吧。
  “我这营生,哪个女人愿意?只能做老光棍呗。”三爷答。他一般总跟人这样说。他怎么好说实话呢,说出来好像就扫兴了、就得罪人家的平常日子了。
  “那你……倒是喜欢过哪个女人没有?你跟我说实话。完了我也跟你说个实话,说个我喜欢的……”彭老人要笑不笑的,谈兴正浓。
  “别难为我了。你有你就说吧。”三爷看出来,自己就是屁都不放一个,彭老人也是要说的。
  “算了,改天吧。”老人却又失悔了,缩了回去。他摆弄起一堆木板子,挑着长短厚薄,分堆儿搭配。

 三爷は考えこんでしまった、どう言ったらいいだろうか---そう、ごく若い時から親方に弟子入って副葬品作りを始めた。彼は何だって見てきた。若い嫁が初めてのお産で死に、夏の日に元気に水遊びしていた子が溺れて死に、酔っぱらいが便つぼに落ちて死に、老人が還暦のお祝で食べた魚の骨が喉に刺さって死に、新築の家の石灰穴に落ちて焼け死んだ者も・・・哀楽相連なり、喜びの極みに悲しみが生じる、生と死は壁で隔てた隣人のようだ、一歩を踏み入れたら届くのだ・・・見れば見るほど彼の心は冷えていった、経験するほどに虚しくなった。しかし冷えれば又温かくもなる。ゆっくりと気持ちを切り替えていくと、悟りが訪れた。もういい、いっそのこと---妻は要らない、いない者はいなくならない。子供も持たない、生まれなければ死にもしない。一人で生きて行こう。
 
「こんな仕事では、どんな女が俺に嫁ぎたいと思うか?独り身でいるしかない。」三爷は答えた。彼はいつも人にはこう言うのであった。本当の事を話せるものか、とたんに興ざめだ。人を不愉快にさせる。

「それでは、お前・・・好きな女はいなかったのか?話せよ。そうしたら、俺も話してやる。好きだった女の事を・・・」老人は曖昧に笑い、話に引き込もうとした。
 「困らせないでくれ。あにさんにあるのなら話せばいい。」彭老人でさえあったその種の話が、自分には何もないと三爷は思い知った。
 「もういい、今度にしよう」しかし、老人は悔やんでもいた。身をすくめて仕事に戻り、長さや厚さで板を選り分け其々に積みあげた。
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# by dangao41 | 2011-08-15 08:38 | 魯敏・離歌  | Comments(0)