祝福6

新正将尽,卫老婆子来拜年了,已经喝得醉醺醺的,自说因为回
了一趟卫家山的娘家,住下几天,所以来得迟了。她们问答之间,自
然就谈到祥林嫂。
 
正月も終わるころ、衛婆さんがすっかり酔っぱらって新年の挨拶にやってきた。山の実家に行って数日泊まったので来るのが遅くなったと言う。やり取りの中で、自然と祥林嫂の話になった。

“她么?”卫若婆子高兴的说,“现在是交了好运了。她婆婆来
抓她回去的时候,是早已许给了贺家坳的贸老六的,所以回家之后不
几天,也就装在花轿里抬去了。” 
 
「あの人?」衛婆さんは嬉しそうに「今じゃ運の好いことで。姑さんが戻しに来た時はもう賀家窪地の貿老六に遣るって決っていてね。だから帰ってすぐに輿に乗って行きましたよ。」

“阿呀,这样的婆婆!……”四婶惊奇的说。
“阿呀,我的太太!你真是大户人家的太太的话。我们山里人,
小户人家,这算得什么?她有小叔子,也得娶老婆。不嫁了她,那有
这一注钱来做聘礼?他的婆婆倒是精明强干的女人呵,很有打算,所
以就将地嫁到里山去。倘许给本村人,财礼就不多;惟独肯嫁进深山
野坳里去的女人少,所以她就到手了八十千。现在第二个儿子的媳妇
也娶进了,财礼花了五十,除去办喜事的费用,还剩十多千。吓,你
看,这多么好打算?……”
“祥林嫂竟肯依?……”
 
「まあ、そんな姑って!・・・」四婶は訝しげに言った。
 「そうなんですよ、奥さん。奥さんとこは大家ですが、あたしら山の人間は貧乏ですからね、どうすればいいんですか?夫の弟がいて嫁を娶らなきゃならない。祥林嫂を嫁に出さなければ、結納の金が何処からも来やしませんでしょ?あの姑は頭も切れるし仕事もできる、計算高いからすぐあの人を山里へ嫁がせた。もし村に嫁にやったら結納金は少ないですから。辺鄙な地の偏屈男に嫁いでもいいって人はあまりいない、だから8万文も手に入れたんですよ。今じゃ二番目の息子も嫁を貰ったけど結納金は5万文。婚礼の掛かりを別にしてもまだ一万もっとも残る。驚くじゃありませんか、こんなに上手くいくなんてね?・・・」
 「あの人はどうして承知したのかしら?・・・」

“这有什么依不依。——闹是谁也总要闹一闹的,只要用绳子一
捆,塞在花轿里,抬到男家,捺上花冠,拜堂,关上房门,就完事了。
可是详林嫂真出格,听说那时实在闹得利害,大家还都说大约因为在
念书人家做过事,所以与众不同呢。太太,我们见得多了:回头人出
嫁,哭喊的也有,说要寻死觅活的也有,抬到男家闹得拜不成天地的
也有,连花烛都砸了的也有。样林嫂可是异乎寻常,他们说她一路只
是嚎,骂,抬到贺家坳,喉咙已经全哑了。拉出轿来,两个男人和她
的小叔子使劲的捺住她也还拜不成夭地。他们一不小心,一松手,阿
呀,阿弥陀佛,她就一头撞在香案角上,头上碰了一个大窟窿,鲜血
直流,用了两把香灰,包上两块红布还止不住血呢。直到七手八脚的
将她和男人反关在新房里,还是骂,阿呀呀,这真是……。”她摇一
摇头,顺下眼睛,不说了。
 
「承知も不承知も、誰だって一悶着を起こします。縄で括って輿に押し込み相手の所へ運んで、頭飾りを押さえつけて被せ婚礼の拝をさせ戸を閉めて、それで済ませるだけです。だけど详林嫂は別格でした、実際すごい騒ぎだったそうで。学者さんの家で働いてたから、そこらの衆とは違うんだろうってみんな言ってました。奥さん、あたしも随分と見てきました。二度目の嫁入りで泣き叫ぶのもあれば、死ぬの生きると騒ぐのもいたし。相手の家に着いてもどうしても叩頭をしないのも、婚礼の蝋燭を投げつけたのもいましたよ。だけど样林嫂はそんなものじゃなかったって。途中ずっと喚き罵り続け賀家窪地に着いた時は喉が涸れて声も出ない。輿から引きずり出して男衆二人と弟が押えつけてもお辞儀はしない。男たちはちょっと油断して手を緩めてしまったから、ああナンマイダ、详林嫂は祭壇の角に頭を一突きして、頭を大きく凹ませてしまってね。血がどくどく流れて香灰を二掴みかけて赤い布を二枚巻いても血が止まらなかった。男衆が寄ってたかって新婚部屋にt閉じ込めてもまだ悪態ついていてね、ああ、まったくね・・・」婆さんは頭を振って目を伏せて口を噤んだ。

“后来怎么样呢?”四婢还问。
“听说第二天也没有起来。”她抬起眼来说。
“后来呢?”
“后来?——起来了。她到年底就生了一个孩子,男的,新年就
两岁了。我在娘家这几天,就有人到贺家坳去,回来说看见他们娘儿
俩,母亲也胖,儿子也胖;上头又没有婆婆,男人所有的是力气,会
做活;房子是自家的。——唉唉,她真是交了好运了。”
从此之后,四婶也就不再提起祥林嫂。

「それからどうなったの?」四婢は聞いた。
「翌日は出て来なかったそうですよ。」婆さんは眼を上げて言った。
「それで?」 
「その後?…大丈夫。年の暮れには男の子が生まれて明けて二歳です。私はここ数日娘の所にいますが、賀家に行った人が戻って来て言うには母親も赤子も丸々としていたそうですよ。気詰りな姑もいないし夫は気力もあって仕事もできる。家も自分の物ですしね。ええ、ええ、ほんとに運が向いてきました。」
 その後、四婢も祥林嫂の事を言わなくなった。
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by dangao41 | 2011-09-07 17:08 | 魯迅 | Comments(0)