離歌7

  没旁人的时候,彭老人就跟三爷聊天,他总有这样那样的问题,好像头一天晚上在家里想好了揣在怀里似的,隔那么会子掏出来一个。
  “……三爷,有这么回事儿吧,人走之前,要是三天三夜不吃东西,身子便不会发臭,可以停放很久……”
  “要说老人啊,到岁数走的,那最后几天,肯定是水米不进的。所以,打我手上侍弄的,真一个个再干净不过……”说了一半,三爷想起来,对面这老人家也是七十三了,记住说话要仔细些。
  “你替人守过夜,听说,那最后一个晚上,人是会动一动的,那就是魂脱了肉身,把他所有念想的角落都要去看一看、走一走……那他是挑几个地方重点走一走呢?还是来得及仔仔细细全都瞧上一遍?”
  “这个啊……也说不好,反正,家里人记住所有的门都不能关就是……”三爷含含糊糊地答了。
 丧仪里的门道多得很,总之,一切只当那新死者是个刚投胎的孩子,吃的穿的用的包括走的道儿,都要替他一样样备好……这方面的话题,平常总有老人拐弯抹角地找三爷谈,一边那样当真地盯着他的眼睛,好像他真是阴间跟阳间的一个信使,两边的事都应当一清二楚。
 
 人が傍にいなければ、老人は三爷と話しをした。老人はいつもあれこれと問いかけた。まるで一晩中家でよく考えて胸に仕舞い込んだものを、暫くして出してくるようなものであった。
 
「・・・三爷、こんな事があるだろうかな。人は逝く前に、3日3晩食べなければ、体は臭わない、たとえ棺を長いこと置いておいても・・・」
 
「年寄りが逝く時ならなぁ、最後の幾日かは確かに物を食べないな。だから、丁寧に、本当にこれ以上清められないくらいにするけれど・・・」話しの途中で彼は思い至った。この老人も七十三歳である、気を配って話さなければならない。

 「通夜をしていると、聞くところでは、その最後の晩に、人は動くことがあるのだってな、それはつまり魂が肉体を離れて、心を残した隅々の全てを訪れるのだと・・・それでは、人は幾つかの場所を選ぶのだろうか?それとも此れ迄の仔細を全部一度に見るのだろうか?」
 
「それも・・・なんとも言えないな。いずれにせよ、家族は家中の戸を閉めちゃいけないのを忘れずにな・・・」三爷はあいまいな返事をした。
 
葬儀には多くの決まった手順がある、概して、一切はその新仏の生まれ変わりの子供のためで、食べる物着る物使う物を持たせて送ってやる、その子の為に準備万端整える・・・、いつもは遠まわしに三爷に探りを入れる老人が、この話題となると打って変わり、しかと彼の目を見詰める。あたかも三爷があの世とこの世を結ぶ使徒で、両界の事情をはっきりと知っているはずだというように。

  可三爷真不乐意跟老人们谈这些,他不愿看他们那依然活生生的脸,依然热乎乎的身板子。
  那一看,似乎就能够想象到,到了彼时,他眼洞凹陷,牙齿外露,须发继续生长,一夜之间花白杂乱……
  彭老人瞧出三爷的不自在,便哈地一笑换了话题。“小老弟,我倒问你,为何偏不娶妻生子?”

 しかし三爷は老人達とこのような話をするのはとても嫌だった。彼らのまだ温かい体と、生き生きとした表情も見たくなかった。
 
見れば、その日が訪れた時の、眼球が落ち窪んで、歯を剥きだし、一晩で乱れて死後も伸びる白髪交じり彼らを想像してしまうのだ・・・
 
彭老人は三爷の困った様子を見ると、「ははは」と笑い話題を変えた。「ちょっと聞いてもいいか、なぜ嫁を貰わなかった?」
  
   三爷沉吟着,怎么跟他说呢——――唉,从年轻时跟师傅学扎纸人马开始,打他眼里看过的,什么样的没有。新媳妇头胎难产去了的,活蹦乱跳夏天嬉水给拖走了的,喝醉酒落下茅坑起不来的,过大寿吃鱼给卡死的,造新房掉石灰坑里给烫没了的……哀乐相连,喜极生悲,生死之间,像紧邻的隔壁人家,一伸脚就过去了……他是越看越惊,越看越凉,凉了又温,慢慢地回转过来、领悟过来:罢了,索性——不娶妻,无得便无失;不生子,无生便无死。一个人过吧。
  “我这营生,哪个女人愿意?只能做老光棍呗。”三爷答。他一般总跟人这样说。他怎么好说实话呢,说出来好像就扫兴了、就得罪人家的平常日子了。
  “那你……倒是喜欢过哪个女人没有?你跟我说实话。完了我也跟你说个实话,说个我喜欢的……”彭老人要笑不笑的,谈兴正浓。
  “别难为我了。你有你就说吧。”三爷看出来,自己就是屁都不放一个,彭老人也是要说的。
  “算了,改天吧。”老人却又失悔了,缩了回去。他摆弄起一堆木板子,挑着长短厚薄,分堆儿搭配。

 三爷は考えこんでしまった、どう言ったらいいだろうか---そう、ごく若い時から親方に弟子入って副葬品作りを始めた。彼は何だって見てきた。若い嫁が初めてのお産で死に、夏の日に元気に水遊びしていた子が溺れて死に、酔っぱらいが便つぼに落ちて死に、老人が還暦のお祝で食べた魚の骨が喉に刺さって死に、新築の家の石灰穴に落ちて焼け死んだ者も・・・哀楽相連なり、喜びの極みに悲しみが生じる、生と死は壁で隔てた隣人のようだ、一歩を踏み入れたら届くのだ・・・見れば見るほど彼の心は冷えていった、経験するほどに虚しくなった。しかし冷えれば又温かくもなる。ゆっくりと気持ちを切り替えていくと、悟りが訪れた。もういい、いっそのこと---妻は要らない、いない者はいなくならない。子供も持たない、生まれなければ死にもしない。一人で生きて行こう。
 
「こんな仕事では、どんな女が俺に嫁ぎたいと思うか?独り身でいるしかない。」三爷は答えた。彼はいつも人にはこう言うのであった。本当の事を話せるものか、とたんに興ざめだ。人を不愉快にさせる。

「それでは、お前・・・好きな女はいなかったのか?話せよ。そうしたら、俺も話してやる。好きだった女の事を・・・」老人は曖昧に笑い、話に引き込もうとした。
 「困らせないでくれ。あにさんにあるのなら話せばいい。」彭老人でさえあったその種の話が、自分には何もないと三爷は思い知った。
 「もういい、今度にしよう」しかし、老人は悔やんでもいた。身をすくめて仕事に戻り、長さや厚さで板を選り分け其々に積みあげた。
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by dangao41 | 2011-08-15 08:38 | 魯敏・離歌  | Comments(0)